【3行でわかるこのページの要点】
● 自律神経の不調は「筋肉の緊張」が原因かも。
● 特に迷走神経と首・背中の筋肉がカギを握ります。
● 腱引き療法で身体からリセットしてみませんか?
● 自律神経の不調は「筋肉の緊張」が原因かも。
● 特に迷走神経と首・背中の筋肉がカギを握ります。
● 腱引き療法で身体からリセットしてみませんか?
自律神経にアプローチする|腱引き療法の可能性とは?
自律神経とは?
- 呼吸・心拍・血圧・体温などを無意識に調整する神経系です。
- 交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)のバランスが大事です。
- 副交感神経の中心である迷走神経は、首からお腹まで広く関係しています。
よくある不調と筋肉の関係
ただ「気持ちいいマッサージ」ではなく、原因に合わせた施術が必要です。
眠りが浅い・疲れが取れない
- 副交感神経が働かず、常に緊張状態が続いてしまいます。
- 成長ホルモンの分泌が減り、脳のゴミ出し(老廃物排出)ができません。
- ストレスホルモンのリズムが乱れ、朝からしんどさが残ります。
胸鎖乳突筋・頭板状筋・僧帽筋上部などの首まわりの緊張に要注意です。
集中できない・呼吸が浅い
- 後頭下筋群・肩甲挙筋・側頭筋などの緊張があると、酸素がうまく行き届きません。
- 横隔膜・肋間筋・大胸筋・小胸筋が固くなると、胸の動きが狭まり、呼吸が浅くなります。
身体のだるさ
脊柱起立筋・腸腰筋・ハムストリングス・臀筋群など、奥の筋肉の固まりが関係しています。
迷走神経と不安の正体
- 迷走神経は、副交感神経の約75%をカバーしています。
- 心拍・呼吸・消化・発声などにも深く関わります。
- 働きが落ちると、不眠・不安・胃腸の不調が続いてしまいます。
不安と筋肉
- 胸鎖乳突筋・斜角筋群:呼吸が浅くなります。
- 腹直筋・腹斜筋:力が入りすぎて「構え」の姿勢に。
- 咬筋・側頭筋・後頭下筋群:頭がガチガチになり、眠れなくなります。
呼吸と自律神経のつながり
実は、呼吸は自律神経にアプローチできる“唯一のスイッチ”なんです。
- ゆっくり長く吐くと、副交感神経が優位になります。
- 逆に、鋭く吸い込むと、交感神経が優位になります。
医学的にも裏付けがあります
- 深い呼吸 → 迷走神経の働きを高める(標準生理学)
- 筋肉の緊張がゆるむ → 自律神経のバランスが整う(自律神経学会)
- 姿勢や筋肉バランス → 神経系にじわじわ影響(臨床的な観察)
- 首こりの治療 → 自律神経失調の改善(Springer)
- 首まわりの緊張 → 身体・心の不調にも影響(Neck Academy)
疲れが取れない“サイクル”を断つ
- ずっと緊張している
- 呼吸が浅くなる
- 筋肉がガチガチになる
- 自律神経がうまく切り替わらない
- 疲れが回復せず、朝からしんどい
- → また最初に戻る
実際の施術で起こる変化
- 施術後にぐっすり眠れるようになった
- 呼吸が深くなり、胸のつまりが取れた
- 不安感が減り、落ち着いてきた
当院の考え
自律神経を整えるには「筋肉をゆるめる」という視点が欠かせません。
長年の施術経験を通じ、筋肉がゆるんだ瞬間に呼吸が深くなり、
心が落ち着いていく助けになると思います。
腱引き療法は、張りやこわばりを丁寧にほどく手技です。
安心を取り戻す施術を届けたいと考えています。